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【経済】発電ビジネスへの参入活発化　固定価格買い取り、好条件の環境へ [05/03]

九段の社で待っててねφ ★
2012/05/03(木) 21:59:33.10 ID:???0

　再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が７月に始まるのを受けて、発電ビジネスに
乗り出す企業の動きが活発になってきた。京セラ、シャープが参入を決定。メガソーラー（大規模
太陽光発電所）で作った電気を電力会社に売り、新たな収益源にする計画だ。月内には経済産業省が
正式に買い取り条件を決める予定で、利益獲得を狙った新規参入はさらに増える可能性が高い。

　京セラは７月、鹿児島市で国内最大級の出力７万キロワットのメガソーラーの建設に着手する。
総額２５０億円をかけ、東京ドーム約２７個分に当たる約１２７万平方メートルの土地に、自社製の
太陽電池パネル約２９万枚を置いて、発電をする。

　シャープは７月に、栃木県矢板市の産業団地に出力２千キロワットのメガソーラーを稼働させるほか、
北海道の北見市と湧別町でそれぞれ約１５００キロワット級の施設の建設を計画している。

　両社はともに太陽電池メーカーだが、中国製などとの価格競争で採算が悪化しており、売電まで
一貫して手掛けて利益を得る方針に転換した。

　事業の追い風になるのが、固定価格買い取り制度だ。

　焦点となっていた電力会社による買い取り価格（税込み）は、発電事業者側の採算割れのリスクが
小さいとされる水準の１キロワット時あたり４２円で事実上、決着。経産省は連休明けに行う意見募集の
結果を踏まえて、詳細な買い取り条件を決定するが、「一度に大量に電気が売れ、しかも継続的に
ビジネスができる」（シャープ幹部）という企業にとっては、好条件の環境が整いつつある。

　それだけに、今後、発電を手掛ける大手企業が増え、事業のうまみが鮮明化すれば、ベンチャー企業
からの参入も相次ぐ可能性がある。

　製造業以外では、発電事業に強い意欲を示しているソフトバンクの子会社「ＳＢエナジー」が、一般家庭
約１０万世帯分をカバーできる３４万キロワット規模のメガソーラーの建設を北海道苫小牧市に計画中。
北海道電力との協議を経て、建設の時期などを決める見通しだ。

ソース　　　　ｍｓｎ産経ニュース　2012年5月3日
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120503/biz12050321440009-n1.htm