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「選挙でお灸」卒業を - 朝日新聞


Ψ
 2012/05/09(水) 22:14:45.13 ID:42HstVGA0




新大統領誕生を祝う群衆で埋まったバリのバスチーユ広場で6日夜、若者が気勢を上げた。「サルコジをやっつけたぞ」。アテネで食事配給に
並んでいた初老男性は「懲らしめねば大政党は変わらない。だから政治を一新してくれそうな左派政党に乗り換えたよ」。
政府債務(借金)の危機が深まったことで、欧州の選挙は政治家を「選ぶ湯」から「罰する場」ヘとすっかり装いを変えた。それでも
ここまで政治家が嫌われた選挙は珍しい。
市場から危機への迅速な対応を迫られた欧州は、議会での合意や各国間の調整という自分たちが大切にしてきた民主主義の
プロセスを封印した。今春、債務削減の枠組みができ、市場を納得させたかに見えた。
だが、その緊縮策が景気後退や高い失業率という形で生活をむしばみ姶めた。国民が嫌ったのは、痛みそのもの以上に、独仏など
一握りの大国と官僚や銀行家ら一握りのエリートに運命が握られる「不条理」だ。
大衆の不満に訴えるポピュリズム政党が民意のはけ口になった。仏大統領選第1回投票では反緊縮を説く候補の総得票が主要候補
と肩を並べた。ギリシャでは債務返済拒否を掲げる左派政党が躍進、排外主義を叫ぶ極右政党が議席を得た。主要政党も「合法移民
半減」(サルコジ氏)、「富裕層の課税強化」(オランド氏)など大衆受けする公約を並べた。
経済のグローバル化が進み、国家がとれる政策の幅は狭まる一方だ。政策の中身よりも、威勢の良いスローガンを掲げたり既成政党に
「敵」のレッテルを貼ったりして民意を引き寄せる風潮は欧州だけの現象ではない。日本とて同じだ。だが、いくら耳に心地良く響い
ても現実味を欠いたかけ声は人々を落胆させ、ポピュリズムをより勢いづかせる。そんな悪循環に終止符を打たねばならない。
民意の逆襲を「反緊縮財政」と受け止めた市場は早くも荒れ模様だ。だがギリシャやフランスの街頭では「我慢が必要なことは私たちも
わかっている」という声を多く聞く。市民は現実に目を背けているわけではない。でも、投票となると違う形で表れてしまう。
フランスの新大統領になるオランド氏は勝利演説で「債務削減のため市民の力を結集しよう」と浮かれ気分を戒めた。ギリシャでは政治家
の特権意識や投票の見返りに役職を約束する旧弊はもう通用しまい。痛みから目をそらさず説明責任を果たす政治は可能なの
か。最後のチャンスに目をこらしたい。



Ψ
 2012/05/09(水) 22:15:43.16 ID:0C+jtRhN0




どの口がこんなこと言うんだよ… クズすぎる
吐き気がするわ



みんなの願い
 2012/05/09(水) 22:16:12.05 ID:ULTzC+nS0









はぁ??????????????









Ψ
 2012/05/09(水) 22:17:07.48 ID:qWX7/xRy0




>>1
おいまて

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